2011年7月3日日曜日

クーラーないとき、プラーナあるとき

6月27日(月)のワークショップからあっという間に一週間経ちました。

あのワークショップあたりから気温はぐんぐん上昇して、街中ではクーラーが当たり前になってきました。

昨日だったか、おとといだったか、
関西電力の株主総会で、原発に対する反対意見が飛び交う中、
「クーラーなくて会議ができるか!」と怒鳴った人がいたとか…。

確かに暑いとね、
集中できなくなります。

ならば、いっそのこと
拡散に向かうというのはどうでしょう。

ヨーガで言えば、シャバアーサナ、死体のポーズです。

なんと不思議な名前がついてます。
シャバ、
娑婆に似てますが、死骸ってことなんです。

ボディが完全に弛緩していって、マインドはリラックスして静まります。
この時ボディを包んでいるプラーナ(気・エネルギー)は充実していきます。

そういえば、体験した中で一番熱かったのは、
スーダンの首都ハルツームの昼間50度、夜の40度というのがありました。
日陰にいって、樹の下で、熱いチャイとかカルカデ(ハイビスカスティー)の甘いのを飲むのが一番涼しくなる方法でした。
夜はベットと、床に水を打ち水しないと干からびてしまうという熱さでした。


そんな時の自分のボディは力が入らなくて、それこそ死体に近いです。
そこに住む人もそんな暑さの中なので、必死には仕事してはいません。
でも、プラーナ、気、エネルギーは、
ゆるやかで、しなやかで、強く、優しい感じがしました。
夕方になって少し日差しが柔らかくなると、
ぞろぞろと街中が動き始めます。
屋台が活気づいて、裸電球なんかがぶら下がっている下にたくさんの商品が並んでいて、
楽しそう。
スーダンで会議なんてやっていたんだろうか。
きっと、屋台で繰り広げられる会議は、
日本のクーラーのあるオフィスで行われる会議の何倍もプラーナに満ち溢れている。
たぶん間違いないです。

もはや、日本は熱帯にある、と宣言して、
クーラーも効かない、それでイイんじゃない、と居直ってみるのはどうでしょう。

暑すぎるので仕事もそこそこにしましょう、
こんなときには、みんなで路上の屋台へ行っちゃいましょう。
異業種交流会、となりの山田くんともお友達になってしまう、
ダンスもしましょう、盆踊もいい、

といった、昔からのアジアの伝統に戻ることが、
ほんとうの意味での日本の復興だといえましょう。

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