2017年1月20日金曜日

子どもとインド






今、インドに来ています。

家族が一人増え、3人になっての初めのインド。

そして、たくさんの日本人の友人たち、生徒たち、ヨーガの先生たち、と一緒に、

また、私たちをいつも正しい知識へと導いてくれる先生、Dr.スンダルとDr.ギーターさん、その子供たち、素敵なスタッフと一緒にいる、ありがたい日々です。




今回のインドでは、今までのインド旅ではなかったことがあります。

一つは子どもと一緒の時間がものすごく長いこと。

子どもとの時間は集中と忍耐が必要になります。
観察にはじまり、遊びも注意もあります。
ときには驚嘆や喜び、感謝につながる。
集中が途切れないという意味では、これは一つの瞑想です。
集中が途切れるときには
イライラや退屈、怒り、疲れになる。

子どもは自分の思い通りになる人形ではないこと。
失敗のように見える体験も、子どもにとっても親にとっても、
とても貴重な一瞬一瞬があり、
どんな風に見えようとも、大人と同じ、一つの尊重すべき人間である、ということ。
集中を続けるためには、この考えを常に心の中心に持っている必要が出てきます。


単純なようで、いつも変化し続けている子ども。
子どもは寝ているか、食べているか、遊んでいます。
その中で、好きなことができているか、できないか、
嫌いなことから逃げられるか、逃げられていないかがあり、
泣いているか、怒っているか、笑っているか、つまらないかの感情があります。

この中で、親としては子どもの基本欲求を満たすための環境を整える仕事がたくさんでてきます。

①アルタ:子どもの安全の確保。危険なものを遠ざけて、怪我のないようにすること。

最低限の食事を整えること。睡眠を妨げないように準備すること。排泄のタイミングをはずさないようにすること。

②カーマ:親や他の人と最大限のコミュニケーションの機会を作ること。

自然に触れ、遊具と遊び、楽しみと学びの機会を見つけていくこと。

③ダルマ:環境との調和、少しずつ外の世界に触れて、世界がどのようになっているかを学ぶこと。他との関係性を体験、経験し、世界の知識を自分の知識としていくこと。
ダルマは周りの世界においてのその人のやるべきこと、義務という意味もあります。子どもはこの世界における自分の位置を確かめるために、少しずつ冒険を続けて昨日よりも今日、今日よりも明日はもっと遠くへ、世界を見ていこうとしています。
そのときの好奇心を消さないよう、大人は干渉しないように見守るというダルマ:義務を持っているのです。
子どもたちのダルマ(仕事)は、環境や人々とのコミュニケーションに挑戦すること、広げていくこと。





これまでのインドと違っていること二つ目は、

ネットを介しての仕事を抱えていること。


このインド行きの直前には家の片付け、引っ越しがあったのですが、

同時に新たな仕事を頼まれて、

急いで多くのことをバタバタとこなしてきましたが、

いよいよインドに来てもその仕事を処理している状態です。

LINEを通じて即座に多くの人の考えがスマートホン越しに飛び込んできます。

まるでそれは日本にいるのと変わりがありません。

それだけどこでも仕事ができるような世の中になってきたということなのでしょうね。

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