24日からスワミ・ダヤーナンダジによるヴェーダーンタの英語キャンプが全4回1ヶ月強にわたって行われています。
今年は特に多く、世界中から250人(休み期間になると、450人になるとか)がこられるそうで、
比較的小さめなこのアシュラムが人で溢れかえってきます。
ダヤーナンダジといえば、インドでは国賓です。
インド伝統のなかの伝統であるヴェーダの、さらに最高の教えとなるヴェーダーンタを、
英語でしっかりと世界にまで伝えることができる第一人者であり、世界各国でクラスを開催してきました。
日本でいえば人間国宝でしょうか。
落語界でいえば桂米朝さんのようなものです(^o^)。
米朝さんは年に何回も講演会が行われることはなく、桂一門で支え合っての講演会がありますが、
こちらの人間国宝は、3年半のヴェーダーンタコースを開催して、そのうちの
7割ほどの講義はスワミ直々だそうです。
スワミは82歳の御歳、
持病も抱えているにもかかわらず、
毎日、3時間以上もの講義をされるのですね。さらに、夜にはサットサンガ、質疑応答などが1時間。
ありえない。
すごい。
そんなスワミに、日本人のみんなで直接お会いすることができました。
チェータナ先生のおかげです。
ヴェーダーンタは世界中に広まっているとおもいますか?と質問したら、
広まっているよ、
特に日本人にね、とおっしゃっていました。
日本人は真面目で成績優秀で、仏教の下地があるからヴェーダーンタが浸透しやすいとのこと。
ヴェーダーンタでは人はそして個人は本質的には完全である、と教えていますが、
キリスト強やイスラム教では罪人である、つまり不完全であると教えている部分があるので(それも神秘主義になると逆転しますが)、
ヴェーダーンタやヨーガはなかなか掴んでもらいにくいのです。
他の人の質問で、
日本が津波にあって、放射能にまみれて、そんな中、どうすれば人々を助けることができるでしょうか?
という質問が僕たちの仲間から出たのですが、
だれかを助けようとした時には、自分が小さければ、助けられない。
自分が溺れてしまっては、相手も死んでしまう。
大きければ、助けられます。
自分が大きくなりたければ、成長しなければならない。
勉強しなさい、ヴェーダーンタがあなたの力に、
そして世界中のチカラになります。
といったことをおっしゃってくれました。(ちょっとうろ覚え。間違っていたら、すいません)
存在感に圧倒された~、青いオーラが見えた~といってた人がいました。
ぼくにはオーラは見えなかったけれど、ダライ・ラマ師と似た印象がしました。
真実のみを語る人は、大自然と同じだな。と思ったのです。
今日も夕方、ダヤーナンダジの近くに座ったのですが、ぼくの眉間と頭のてっぺんがポワーンと暖かくなって、しかも明らかにスワミから暖かいものがやってきました(=^ェ^=)
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